夜ふかし閑談

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『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』のご紹介。あらすじ・感想

こんばんは、紫栞です。

今回は海外ドラマの『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』をご紹介。

バーン・ノーティス 元スパイの逆襲 シーズン1 (SEASONSコンパクト・ボックス) [DVD]

 

全7シーズン。

まず最初に言っておきたいんですが、私はこのドラマDlife(ここで見る、ただで見る~のアレです)で吹き替え版を全部観ました。なのでこれから書く記事は吹き替え版を鑑賞した人間の意見です。その点はご了承を。

ラクなんでどうしても吹き替えの方で観ちゃうんですよね~。本格嗜好の人は「字幕じゃないとダメ!」ってなると思うんですけど。吹き替えと字幕だとセリフの雰囲気大分違ったりするし、役者さんの演技も感じ方変わったりしますからねぇ~。

特に『バーン・ノーティス』は日本語吹き替え版脚色が福田雄一さん(勇者ヨシヒコや33分探偵などの脚本・監督さんです)なのでかなりコメディ色が強くなっています。私は福田作品好きなので楽しめましたけど、本場での作品を余計な脚色無しに観たい人には気になる点が多々あるかと。あと主役の吹き替え声優がルパン三世の声の栗田貫一さんなのも大きな特徴ですね。

 

大まかなあらすじ

いきなりクビを言い渡されたCIAの凄腕スパイが一般人の人助けをしつつ、自分がクビになった真相や黒幕を探っていくストーリー。

 

主な登場人物

マイケル・アレン・ウェスティン

元CIAの凄腕スパイ。しかしスパイだったとは思えぬほどお人好し。困ってる人に頼られると断れない。ママにも弱い。

 

フィオナ・グレナン

銃マニアの爆弾娘。喧嘩ぱ早くって何かというとすぐにC4爆弾で吹っ飛ばそうとするクレイジー女。とはいえセクシー美女。情には厚い。マイケルにとっては元カノだったり今カノだったりする。

 

サム・アックス

マイケルの友人。いつもモヒートを飲んでいるアロハオヤジ。元軍人。なぜかマダムにもてる。いつも金持ち婦人のヒモをやってたりする。作戦の必要性に迫られるとその金持ち婦人に車や別荘を借りたりする。そして大破したりする。

 

マデリン・ウェスティン

マイケルのママ。肝っ魂の強い女性でギャング相手にも怯まないほどの度胸もある。何の訓練も受けていない普通のおばちゃんのはずだが、緊迫した状況下でも臨機応変に対応し、その都度学習能力も上がっていくのでシリーズの途中からマイケル達もあからさまに頼り始める。

 

ジェシー・ポーター

シーズン4からの登場。マイケルのせいでなんやかや色々とあったがうっかり絆されてすっかり仲間に。正義感が強く、わりと常識人なのでストッパー的役割を果たすことも。

 

スパイアクションものは殺伐としたストーリー展開でその都度死体がゴロゴロでたりするものが多いですが『バーン・ノーティス』はライトでコミカル。毎回知恵と拳銃とC4爆弾を使ってド派手に解決していきますが死人があんまり出ません(マイケルがいつも死人が出ない作戦を心がけているため)。舞台がマイアミなのも景観が開放的で(みんな水着やアロハシャツ着てるし)シリアス感を薄めてくれます。主役達はお金が無いので武器を手作りするシーンが多いのも特徴。ホームセンターがやたらと出てくるアクションドラマ(異色・・・)。

凄腕スパイが(元だけど)国の任務ではなく一般人の人助けをしてくれるってのは連ドラではなかなか無い設定ですね。

CIAの仕事をしていたような人間はドラマ上だとクールでともすれば無慈悲で冷徹に描かれがちですが、このドラマの主役のマイケルはお人好しで頼まれると断れない。無償で助けてくれたりするんですね。そんなお人好しでホントよくスパイなんて出来てたなって感じなんですが、“お人好しの主人公”ってアクションものにとどまらず近年のドラマではあまりいないので何だか逆に新鮮

あとフィオナやマゼリンなど信じられないくらい気の強い女キャラが魅力的。サムがどんな危機的状況でもビール飲もうとするのはドラマの雰囲気を保ってくれて視聴者に安心をあたえてくれる(笑)

個人的にはシーズン4の最終話が凄く好きです。終盤のフィオナがね・・・!二人の切っても切れない絆を感じます。

 

 

以下若干のネタバレ ~

 

 

 

 

 

 

 

と、まぁこのような点が私がこのドラマの好きなところだったんですが、シリーズも後半になるとさすがに殺伐とした展開になっていってしまいまして・・・。

身内に死人はでるし、情報を得るために敵と寝たり、任務の為に友達殺したり、裏切ろうとしたり・・・こういうシーンが無いところが私はこのドラマの好きなところだったんに・・・!

最終回の一個前の話のときにフィオナが「私の愛したマイケル・ウェスティンは何処にいってしまったの」とか言うんですが、私的には「私の愛したバーン・ノーティスは何処にいってしまったの」って感じでした(笑)

最終シーズンはまるまるCIAの潜入捜査ですからねぇ。人助けもしなくなっちゃうし。やっぱCIAって海ドラだと悪めに描かれますね・・・。日本ドラマで公安警察が悪めに描かれるのと同じというか(^_^;)まぁシリーズをまとめるにはこういった展開にせざるを得ないのかな。

最終的にはマイケルも本来の自分を取り戻してくれたんで良かったけれども。代償は大きかったですがね・・・。

 

そのような残念な、無念なところはあれど、終盤のシリーズも緊迫感が増していてハラハラして面白いですよ。何だかんだやっぱりおすすめなのです。モヒート飲みながらどうでしょう(笑)

 

 ではではまた~