夜ふかし閑談

夜更けの無駄話。おもにミステリー中心に小説、漫画、ドラマ、映画などの紹介・感想をお届けします

ドラマ『貴族探偵』『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』 最終回・感想

こんばんは、紫栞です。

今期クールのドラマ、全て終了しましたね~。

このブログでは『リバース』と『クライシス』の記事書きましたけど、『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』と『貴族探偵』も観ていました。最終回の感想を二つまとめてチョロッと書きます。

ちなみに、どちらも原作の小説がありますが私は未読です。

 

以下ネタバレふくみます~

 

 

櫻子さんの足下には死体が埋まっている

原作小説は読んでないですが、アニメは何話か観たことがあり・・・うん、まぁドラマなので設定を大幅に変更ってことで別物で楽しめば良いのか(こんな寛大なこと言えるのは私が原作読んでないからでしょうけどね・・・^_^;)。

原作だと黒幕はまだちゃんと出てきてないってことなんで最終回はドラマオリジナル脚本なのでしょうが・・・ちょっと黒幕がね、言っちゃ悪いですけど“しょぼい”ですよね。色々な意味でね。

あの人が初回からチョロチョロ出てきてた人で~っていう「え!?あの脇役が!?」みたいな驚きの真相とかならともかく、最終回前にいきなりポッと出てきて「この人です」と提示するのならもっと意外性があって存在感のある俳優さんにしたほうが・・・(別に林泰文さんが嫌いな訳ではないですよ)人物設定もなんだか薄いように感じますし(まぁポッと出だからな)。あの人が何人もの人を意のままに操って殺人させましたよ~と言われても説得力に欠けるんですよね。てっきりコレはフェイクで別の黒幕がいるんだと思っちゃいましたよ。穿ちすぎたー!

会話の録音を証拠にして追い詰める結末もミステリー的には弱いと感じてしまいますね。

途中のばぁや(鷲尾真知子)の「そんなことで悩んでいいのは10代までです!」には凄い同意(笑)。私も櫻子さん(観月ありさ)がうだうだ言い始めたときは「いい年こいて、なに思春期みたいなこと言ってんだ」とか思いましたから。ばぁやが代弁してくれてスカッとしましたネ!

 

 

貴族探偵

初回観たときはコミカルでテンポがあって良いなぁと思いましたが、中盤があまりにもワンパターン続きでなんだかグッタリ。ギャグもなんだか笑えなくなってきてしまうし・・・。トリックや真相もご都合主義的なモノがあって首をかしげたくなりましたね。まさか愛香(武井咲)が最終回前まで犯人間違い続けるとは思いませんでした。いいかげん推理披露すんの辞めたらどうだと言いたくなる。

秘書の鈴木(仲間由紀恵)が出てきてやっとお話が動き始めた感じですね。一気に真相かと思ったら結構長引かせましたけど。仲間さんがスマホの音声のみで最終回迎えたらとんでもなく無駄に豪華なドラマだなと思っていました。出てきて良かった(^_^;)。

師匠(井川遥)が生きてるってのは「綺麗な遺体だった」「葬儀のことをあまり覚えていない」などのセリフが出た時点でそうだろうなと思っていました。ミステリー的、死んだふりするときの“おきまり”ですね。 壁、毎回ドンドン叩いてたのは師匠だったのね。ちょっと愛香、幻覚と本物の見分けつかなかった事と言い・・・お前の目は節穴なのか?

最終回で使用人4人が並んでるところが見られて良かったです。どうでもいいことですが、使用人のお三方、途中で衣替えしましたよね。6月入ったから?私は最初の衣装の方が好きだったなぁ~(ホントにどうでもいい)。

そして最後の最後でアバンチュール・・・・・・いりますかコレ?

なんなのでしょう?月9的恋愛ドラマ枠の意地?よくわからない。

 

あと、個人的にはこのドラマの一番の貢献者は鼻さん(生瀬勝久)だと思います。

 

 

 

今期は何だかんだで結構な本数の連ドラ観ていましたが(全く観ないときもある)夏からのドラマはどうかな~。なんだかミステリーは少なめかも?

また気になるドラマあったら書きます。

 

 

ではではまた~

 

貴族探偵 (集英社文庫)

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貴族探偵対女探偵 (集英社文庫)

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