夜ふかし閑談

夜更けの無駄話。おもにミステリー中心に小説、漫画、ドラマ、映画などの紹介・感想をお届けします

名探偵コナン『純黒の悪夢(ナイトメア)』感想

こんばんは、紫栞です。

名探偵コナン全巻を読んだのはいいものの、記事にまとめることが全然出来てないですね。それというのも今現在、友達に漫画を貸しているからなんですが。しょーがないので、ひとまず映画の感想を書こうかと。

ミックス92冊読み終わった後に『名探偵コナン劇場版 純黒の悪夢』を観ました(レンタルで)。

劇場版 名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)(初回限定盤)[Blu-ray]

 

記念すべき劇場版20作~。大ヒットして公開時話題になってましたね。

「全巻読み終わったら映画観るぞ~」と意気込んでまして、はれて読み終わり満を持してレンタル。

 

「さあ観せてもらおうか、興行収入60億円突破映画を~!」

 

冒頭、庁内に普通に安室さんが出てきて『?』と思う。潜入捜査中なのに庁内にいちゃ駄目なんじゃ。誰かに見られちゃアウト・・・と、いうかキュラソーにモロ顔出ししてるし。どういうこと?潜入調査辞めたの?とか頭が混乱しているなか今度は赤井さんが素顔で堂々と登場でさらに混乱。死んだふりはー!?車が派手だし。隠れたいんじゃないんか。

どういうこと?アニメだと原作より話が進んでいるのかしら?まさか原作漫画と映画は全く別次元のパラレルワールド的何かが展開されているとか???

と、冒頭の数分で混乱の極みに陥る私(その後観てて原作の知識のままで良いのだとわかりましたが・・・^_^;)。あまり深く考えちゃ駄目なのね。

ダイ・ハードみたいな派手なカーチェイス。途中、安室さんが赤井さんに向かってなにやら頑張ってごちゃごちゃのたまっているとこ悪いが、車ごしじゃ向こうには全く聞こえていないと思うぞ(笑)。

カーチェイスは結果的にダイ・ハード的大惨事に。「後始末頼みます」って・・・頼まれても困るでしょ。ジェームスもびっくりだ。現場見て「えぇー!」だよね。

ここでおきまりのオープニング~(オープニング前の段階でだいぶ疲れてしまったが)20作目の記念でオープニングテーマをB’zの松本さんがギター演奏してるんだそうな。あ、すごい松本さんのギターぽい!わかる~!(ホントか)

 

 

記憶喪失のキュラソーと探偵団とのやり取り。平行してNOCリスト(そのようなリストがあるとはにわかには信じがたいが)でのうんぬんかんぬん・・・。

黒の組織、スパイに潜入されすぎだよね。しかも皆コードネーム持ちだし。前から思っていたけど、組織に人いれるときはちゃんと面接とかした方が良いと思うぞ。

ジョディさんが「FBIまかせて!」とかコナンに言うシーンありますけど、残念ながら過去の経験からまったくまかせる気になれない(笑)

 

組織に捕まるバーボン(安室)とキール(水無)。助けてくれる赤井さん。

私、照明落したのはそうなんだと思ってたけど、その後は普通に安室さんが自力で逃げたんだと思ってた。「安室さんはえぇな」とか感心してた(笑)偽装して逃げる時間も稼いでくれたんですね。あらあら、すみませんねぇ。そこまでしていただいて・・・とか思う。誰もお礼を言う人がいないけど。

 

キールが置いてけぼりなんだが。手錠外した針金、あれキールが持ってたヤツだよね?キールの事も助けていって欲しいんですけど。まぁ時間が無かったのかもしれないけどさ。漫画でもそうだけど、皆キールの事ないがしろにしすぎだと思う。もうちょっと考えてあげて。

 

観覧車の上まで来て助けてもらった経緯を説明する安室さん。「わざわざこんな所までお喋り(解説)しに来たのかな?」だな。

この映画での一番理解に苦しむシーンですが、何故か観覧車の上で殴り合いが始まる。なんでや(笑)いきなり何が始まったというのか。上着脱いでタイマンする気満々になられても視聴者はついていけないんだが。

「こんなことしてる場合ではないだろ」的な事を言う赤井さん。お、さすが赤井さん正論を・・・とか思ってたら

「はっきり言ったらどうなんだ!日本の警察なんて信用出来ないと!」

会話がかみ合ってなさすぎて吹いた(笑)

なんですかこのズレた返答は。耳が聞こえていないのか?

「第二ラウンドといきましょうよ」いたしません!両足へし折るぞ。

この安室さんの訳のわからん行動はいったい何なんだろうか。赤井さんと対面しておっかけ魂に火がついたのかしら。目的を見誤りまくりですよね。付き合ってあげる赤井さんも大概だと思いますが。原作読んでたときも思ってたけど、かなりこじらせてるなぁこの人(原作でも変な行動ばっかしてますよね)。いずれにしろ仕事してくださいと切に思う・・・。

コナンが来てやっとケンカが終わる。何か色々と面倒くさいのか、ボロボロの二人を見ても特になにもツッコまないコナン君。

 

黒の組織キュラソー回収作戦がダイナミックすぎて驚愕。UFOキャッチャー・・・“嘘だろ”ですね。だから、隠れたいんじゃないんかってんだ。

爆弾のスイッチ何回も押すジンに笑わしていただきました。何回押してもダメなモノはダメー!!

 

 

記憶が戻ってからのキュラソーの行動に色々と救われる。灰原助けるところ好きです。あのバランス感覚が気になりますが。天海さんの声格好いいな~。ラストが悲しいですけどね・・・。

 

終盤のドタバタ劇はもはやツッコむ気力が・・・あ~・・・なんか凄いね、みんな(^_^;)

ただ「どでかい鉄の闇夜のカラスは落とせんよ」は吹いた(笑)言ってる場合かっ!いきなり詩人になるのやめろ。

 

エンディングもB’z。少しダークな感じのバラードで映画に合ってて良いなぁ。歌詞も合ってて良い。好きです。

やっぱり映画に合わせての書き下ろし楽曲だと安心。たまにエンディングのせいで映画の雰囲気ぶち壊しなのありますからね・・・。

 

 

何だか途中の観覧車の上でのシーンの印象が強すぎてアレですが(笑)、“色”“キーホルダー”で上手くまとまっていたと思います。ゲストキャラクターが凄く重要な役割を果たしていましたね。

あと、この映画、蘭要らないよね。小五郎のおっちゃんも。20作目の記念でメインヒロイン出さないわけにもいかないから無理やりねじ込んだって感じ。

完全に灰原がヒロインだったなぁ。私は灰原派だから良いけど。

 

コナン映画・・・と、いうかアニメ映画自体観るのが久しぶりでちょっと戸惑いましたが、何かハチャメチャで面白かったです。最後の所は感動したし。「いいから観てみ?」と言いたくなる映画ですね。ツッコミ疲れに注意ですが・・・。

 

 

ではではまた~