夜ふかし閑談

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映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』感想

こんばんは、紫栞です。
只今公開中の銀魂2 掟は破るためにこそある』を観てきました~。

映画ノベライズ 銀魂2 掟は破るためにこそある (JUMP j BOOKS)

ので、少し感想を。

 

2017年に公開された第1弾の感想もこのブログで書きましたが↓

 

www.yofukasikanndann.pink

 

続編作られるの、早いですよねぇ。まだ1年しか経ってない・・・。やっぱり色々と凄いな、ジャンプは。と、思う訳ですが(^^;)


かなりツメツメの制作期間で作品水準は下がらないのかしら?とか観に行く前は若干の不安があったのですが、まったくの杞憂でした。今回も非常に愉快な痛快娯楽映画でしたよ(^^)泣くほど笑いました(笑)

 

 

今回は原作の真選組動乱篇」(19~20巻収録)と「将軍接待篇」(15・27巻収録)がミックスされたお話。第1弾は真選組が一応登場するものの、お話の都合上出番が少なかったので、第2弾で「真選組動乱篇」をやるのはまぁ順当な感じ(dTVでミツバ篇やりましたけどね)。

 

 

「将軍接待篇」は原作の人気エピソードで「将軍かよぉぉ!!!」のツッコミがやたら有名ですよね。忠実に再現してくれています。
お話の作りとしては前半「将軍接待篇」でギャグパート、後半「真選組動乱篇」でシリアスパートって感じですね。第1弾よりギャグパートとシリアスパートが綺麗に別れていると思います。シリアスパートのときもちょこちょこ銀魂らしいギャグ入りますけどね。
「将軍接待篇」は「ここまでやっちゃうんですね・・・」ってくらい原作を完コピしていました。ほんと、忠実に再現してくれています。そこまでやらなくても良いですよって言ってあげたいくらい(^_^;)

 

 

 

 


役者さん達
第1弾での豪華キャストは変更になることもなく、そのまま続投で嬉しいかぎりですが、第2弾はこれにさらに豪華キャスト投入。主演レベルの役者さんを惜しげも無くチョイ役で使っていて、ジャンプの力と福田監督の人望を感じる(笑)


今回の新キャスト、お登勢さん(キムラ緑子)と猿飛あやめ(夏菜)の再現率が異様に高いのですが、出番が少しで残念。ほとんど友情出演ってレベルでしたね。次回があったらもっと登場させて欲しいです。


シリアス担当で伊藤鴨太郎(三浦春馬)と河上万斉(窪田正孝)。この二人はギャグパート皆無でシリアス一色。伊藤演じる三浦春馬さんが、良い意味で三浦春馬っぽくなくて良かったです。もうシリアスパートはこの人が主柱。万斉はひたすらかっこよかったですね。なんか衣装も凝ってたし(笑)個人的なことですが、“ござる”口調だとどうしてもるろ剣思い出す・・・。剣心も幕末四大人斬り河上彦斎がモデルなんですよね。


あと、将ちゃん(勝地涼)と松平片栗虎(堤真一)。将ちゃんは原作同様、無表情演技で笑わしてくれます。堤さんは福田組なので第2弾あったら出すだろうなとは第1弾観たときから思っていたので“やっぱり”な、と。なんかハマリすぎでしたね(笑)しかし、出てくるたび「役者贅沢に使ってんな」とか思ってしまう(^^;)
それと、個人的に山崎役を演じている戸塚純貴さんが凄くピッタリ!でした。

 

他、前回から続投の(岡田将生)は前回はシリアスパートのみでしたが、今回は原作における通常のヅラの役割(つまりギャグ担当)を遺憾なく発揮していましたね。念願の(?)カツラップもやってたし!他キャストにも言える事ですが、イケメンがすまし顔で変なことしてるのってやっぱ面白い(^o^)
真選組動乱篇」は土方さん(柳楽優弥)の出番が多いお話なんですが、“トッシー”はさすがの演技分けでしたね。原作のゴチャゴチャした台詞、ちゃんと言ってた(笑)

 

 


以下すこ~しネタバレ

 

 

 

 

 

第1弾のオープニングはCDTVのパロディでしたが、今回はアニメ版でよくやるオープニングを踏襲しています。アカデミー賞ネタいじり。小栗旬さんってアカデミー賞取ってなかったんですね。なんか勝手にもう取っているように思っていたので以外。尺の関係か、前回よりオープニングに割いている時間は少なめ。
エンディングで何故か『踊る大捜査線』のパロディ。夏休み中で映画館は十代の子たちが多かったので、学生にこのネタわかるのかな?とか心配になりました(^_^;)私は世代がドンピシャなのでもの凄く忍び笑いしましたが・・・。

私個人で一番ウケたのは、源外さん(ムロツヨシ)のところですね。第1弾も源外さんのところで一番笑ったんですけど。前回はガンダムネタで、今回はエヴァネタ。一人でかなり大ウケしていたら、一緒に行った先輩はエヴァのことはほとんど知らないらしく、「凄いウケてて、どうしたのかと思った」とか後で言われてしまいました(^^;)

あ、六角さんも前回同様登場してくれましたよ。またコスプレで顔がよくわかんない感じでしたけど・・・。
そして、今回もジブリネタあります。ジブリはどうしてもやりたいみたいですね・・・。

 

 


ギャグパートについてばかり書いてしまいましたが、今回は前回よりシリアスパートが確り描かれていて見ごたえがありました。アクションシーンも多い。銀さんと万斉のアクションシーンにやたらスローが多くって「普通の早さでやればいいのに」とか思ってしまいましたけど。個人的にアクションにスローが入るのあまり好きじゃないので・・・。


ここまでくると第3弾も絶対やるのではって気がしますね。次は月詠さんとか出してくるんじゃないかと期待しているのですがどうでしょう。次作も楽しみに待ちたいと思います。

パンフ、面白いのでオススメです↓

 

 


ではではまた~

 

 

 

映画ノベライズ 銀魂2 掟は破るためにこそある (JUMP j BOOKS)