こんばんは、紫栞です。
先日、名探偵コナン全巻読みましたって記事を書きましが
私は実は『金田一少年の事件簿』も全巻読んでおります。ただしこちらはある期間に一気読みしたとかではなく、『金田一少年の事件簿』の最初の実写ドラマ(堂本剛版ですね)に当時ドはまりしまして、ソレきっかけで読み始めました。以後ずっと新刊が出れば買い続けている訳ですが・・・調べてみたらこのドラマ、1995年のものなんですね・・・つまり私はおよそ20年以上読み続けているのか・・・こうして現実的な数字を突きつけられると何かしら愕然とするものが(-_-)
『金田一少年の事件簿』は現在もマガジンにて連載中ですが、途中コミックの形態が変わったり、いったん連載が終了したり、その後期間限定や不定期でお話が発表されたかと思ったらまた週刊連載し始めたりで、なかなかに紆余曲折が。そのため読む順番が分かりづらくなってしまっていますね。「コミックの装丁が変わっても通し番号はつけといてくれよ~」とか思う事がこの20年以上買い続けてきた中でしばしばありました。
そんな訳で、今回は事件の順番を書き出して『金田一少年の事件簿』の推移について改めて考えてみようかと。
それではまずは第Ⅰ期・FILEシリーズから(そういう名称がついてるの最近まで知らんかったですが^_^;) オマケで、かっこ内に金田一世界ではお馴染みの“怪人名”も記しておきます。
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1『オペラ座館殺人事件』(ファントム)
2『異人館村殺人事件』(七人目のミイラ)
3『雪夜叉伝説殺人事件』(雪夜叉)
4『学園七不思議殺人事件』(放課後の魔術師)
5『秘宝島殺人事件』(招かれざる客・山童)
6『悲恋湖伝説殺人事件』(ジェイソン)
7『異人館ホテル殺人事件』(赤髭のサンタクロース)
8『首吊り学園殺人事件』(地獄の子守唄)
9『飛騨からくり屋敷殺人事件』(首狩り武者)
10『金田一少年の殺人』(見えざる敵)
11『タロット山荘殺人事件』(影の脅迫者)
12『蝋人形城殺人事件』(Mr.REDRUM)
13『怪盗紳士の殺人』(もう一人の怪盗紳士)
14『墓場島殺人事件』(亡霊兵士)
15『魔術列車殺人事件』(地獄の傀儡師)
16『黒死蝶殺人事件』(不死蝶)
17『仏蘭西銀貨殺人事件』(葬送銀貨)
18『魔神遺跡殺人事件』(凶鳥の命)
19『速見玲香誘拐殺人事件』(道化人形)
Caseシリーズ
金田一少年の事件簿 Case1~7 全10巻完結セット(講談社少年マガジンコミックス)
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20『魔犬の森の殺人』(ケルベロス)
21『銀幕の殺人鬼』(スコーピオン)
22『天草財宝伝説殺人事件』(白髪鬼)
23『雪影村殺人事件』
24『露西亜人形殺人事件』(コンダクター)
25『怪奇サーカスの殺人』(MONSTER)
ここでいったん最終回。第Ⅰ期終了ですね。
この第Ⅰ期の間に
短編集が1~6巻。
ノベルズ版が
『オペラ座館・新たなる殺人』(ファントム)
『幽霊客船殺人事件』(幽霊船長)
『電脳山荘殺人事件』(トロイの木馬)
『鬼火島殺人事件』(午前零時の悪霊)
『上海魚人伝説殺人事件』(魚人)
『雷祭殺人事件』
『殺戮のディープブルー』(キング・シーサー)
『邪宗館殺人事件』(邪宗門)
の、八冊。
その他『明智少年の華麗なる事件簿』『明智警視の優雅なる事件簿』たる二冊の短編集が出ています。
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何だか事件名を書き出していると懐かしさが込み上げてきますね(笑)私は堂本版のドラマにドはまりしていたので、好きな事件も第Ⅰ期の前半部分に集中しています(金田一少年の実写ドラマは堂本版が私の中では永遠のナンバーワンですよ!)
個人的に特に好きなのは『蝋人形城殺人事件』と『魔術列車殺人事件』ですかね~やっぱり。
『蝋人形城殺人事件』は原作も好きですけど、ドラマ版の方も好きです。色々改変があるんですが、それはそれで面白いです。犯人のセリフが印象的なものが追加されていて良かったなぁ。史実の事件が盛り込まれている所と、蝋人形フル活用なトリックもまとまりがあって好きです。ラストが少しホラーじみてるところもね・・・。
『魔術列車殺人事件』はもはや今の金田一少年の事件簿を語る上では外せない“あの人”の初登場回ですね。金田一と犯人との攻防戦、犯人の罪の告白シーン、その後明らかになる故人の仕掛けた悪意ある罠・・・。解決編の面白さは他作品を圧倒していると思います。
マジックがテーマなお話だけあってトリックは大仕掛けなものが多数入っているのですが、このお話の中での一番秀逸なトリックはいつも持ち歩いている鞄に“アレ”入れて人前で平然と開け閉めしてたとこですよね・・・。犯人の人間性をよく表している良いトリック(?)だと思います。
Caseシリーズだと『天草財宝伝説殺人事件』のトリックが好き。私は推理物のトリックは単純で分かりやすく、聞いてすぐに「なるほど~」と思えるものが良いトリックだと思ってるんですが、一つの絵を見てすぐ分かるトリックって優秀だと思います。同じような理由でノベルズ版で好きなのは『電脳山荘殺人事件』ですね。
最終回の『金田一少年の決死行』なんですが、“巌窟王テーマ”は金田一で必ず取り上げるだろうとずっと思っていまして「いつやるんだろう?」と勝手にヤキモキしていたんですが、最終回で使われたときには「キター!」でしたね。やっぱりね!私の読みは正しかった!と(笑)
第Ⅰ期の頃の事件は思い入れが強いので、言い出すときりが無いですねぇ。 長くなりましたので第Ⅱ期の順番・その他はこちら↓
ではではまた~
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