こんばんは、紫栞です。
引き続き金田一少年の事件簿の事件・怪人名一覧です。
ここからが第Ⅱ期ですね。
ほぼ年一でやっていたシリーズ

金田一少年の事件簿 新シリーズ コミック 1-13巻セット (少年マガジンコミックス)
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27『吸血鬼伝説殺人事件』(吸血鬼)
28『オペラ座館・第三の殺人』(ファントム)
29『獄門塾殺人事件』(殺人者スパロウ)
30『雪霊伝説殺人事件』(雪霊タカハシ)
31『黒魔術殺人事件』(黒魔術の呪い)
32『剣持警部の殺人』(死刑執行人)
34『ゲームの館殺人事件』(ゲームマスター)
不定期集中連載の20周年記念シリーズ

金田一少年の事件簿 20周年記念シリーズ コミック 全5巻完結セット (少年マガジンコミックス)
- 作者: さとうふみや
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35『人喰い研究所(ラボ)殺人事件』(ヒトクイ)
36『香港九龍財宝殺人事件』(毒龍)
37『薔薇十字館殺人事件』(ローゼンクロイツ)
R(リターンズ)ここからまた通常連載に

金田一少年の事件簿R コミック 1-11巻セット (講談社コミックス)
- 作者: さとうふみや,天樹征丸
- 出版社/メーカー: 講談社
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38『雪鬼伝説殺人事件』(雪鬼)
39『亡霊校舎の殺人』(亡霊教頭)
40『狐火流し殺人事件』(白狐)
41『蟻疑獄壕殺人事件』(蟻疑獄)
42『吸血桜殺人事件』(血吸い桜)
43『人形島殺人事件』(祟り人形)
44『黒霊ホテル殺人事件』(黒い悪霊)
45『白蛇蔵殺人事件』(白蛇)
46『聖恋島殺人事件』
47『金田一二三誘拐殺人事件』
現在ここまで。
やはり長年読み続けてるものとしては第Ⅰ期と第Ⅱ期を比べると第Ⅰ期に軍配が上がってしまいますが・・・。最初の頃のは横溝正史風のドロドロしたお話が大半でしたね。ホラー要素が強く、複雑な人間関係や犯人の動機面などが丁寧に描かれていてお話に奥行き(?)がありました(ような気がする)そのせいか何なのか犯人が死んじゃうラストばっかでしたけど(^_^;) Caseシリーズからはガクっと死ぬ犯人減りました。
犯人の動機は復讐がほとんどですね。お金の為ってのも数件ありますが、愉快犯的なものはほぼ皆無。まぁあんだけ面倒くさい計画立てて殺人を実行するんだから当然か。 “犯人は軽はずみな気持ちでは無く、相当の覚悟をして犯行に及ぶ”と、いうのがこの漫画での決まり事で、コレは現在進行形で貫かれております(少なくとも長編では)犯行動機が重要なパートを担っている漫画なのですね。
が!後半にいくにつれてこれらの描写が何だか薄くなっているような気がする!
の、ですよ。
いや、なんかね?起こっている事柄などはそこまでの変化は無いと思うんですよ?でも何故かしら読んでいると物足りなさを感じてしまうんです。
Caseシリーズからのページ数の問題や原作・原案の金成陽三郎さんが途中で抜けた(Case3から抜けています)のとかがストーリー的には大きいと思うんですが・・・絵柄の変化がやっぱり左右していますかね。
私は第Ⅰ期の後半部分の絵が綺麗で丁寧で好きだったんですが(あの頃の一ちゃんはマジかっこよかったなぁ。キメ顔の時が)第Ⅱ期になって年一ペースの刊行の頃などは大分絵が粗雑で(指が二等辺三角形になってたりとかT_T)「オォカナシイ・・・アノ丁寧ダッタ絵ガ・・・」と、新刊を読むたび嘆いていたものです。今は週刊連載になって大分持ち直してきましたけどね(でもやっぱり前の絵に比べると薄くなったような気がする。近代的な絵柄というか)アァ・・・トキの・・・ナガレ・・・。
作画のさとうふみやさんの書き下ろしのオマケページが地味に好きだったんですが(第Ⅰ期の短編集に入っている書き下ろし漫画も含めて)第Ⅱ期からは完全に無くなちゃってそれも当時は残念に思っていました。
あと、お話のモチーフと怪人名!ネタ切れ感が否めないですね。同じような単語のオンパレードです。霊、鬼、雪、人形、吸血、桜、等々・・・。雪山好きですね~!何回出してんだ。オペラ座館もノベルズ版を挟む三部作になってて謎のしつこさ。 私的に一番それはどうかと思った怪人名は“雪霊タカハシ”と“蟻地獄”。「蟻疑獄はお前だ!」ってセリフだけ聞いてると「は?」って感じなんだけど。
近年のライトな感じの方が読みやすくって好き~って人も結構いると思うんですけど。私はやっぱり金田一はドロドロしてなんぼだと思っているのですよ。そこが持ち味というか。あまり近代化に流されず、アナクロなクローズド・サークル続けてほしいなぁって。サッパリスッキリしたミステリーが読みたい人は別の本読めばいいじゃない?とも思いますし。
まだまだ言い足りないことある気がするんですけど、今回はこのへんで。『金田一少年の事件簿』も思いついたらまた随時書いていきます。とりあえず新刊買わねば(^^;)
ではではまた~

金田一少年の事件簿R(13) (週刊少年マガジンコミックス)
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