こんばんは、紫栞です。
ドラマ『クライシス』の最終回を観ました。
以下ネタバレ~
CMで“規格外の最終回”と銘打っていた訳ですが・・・うぉ~ん?規格外・・・まぁそうではあるのかぁ?う~ん。そうか・・・。
このドラマは金城一紀さん(SPシリーズやBORDERの脚本の方です)の原案・脚本で公安警察モノなんでドラマが始める前からかなり暗い内容になりそうだなぁ~とか思っていたんですが、ふたを開けたら案の定真っ暗な内容でしたね。毎回毎回ラストが嫌な気分になるのでなにか評判になりましたよね(^_^;)わたしも毎週観てて「あ~もう、やーだやーだ!」とか思っていた一人なんですが。
金城さんの脚本のドラマは毎回完成度が高いのでドラマファンの間ではその度注目されてるって印象があります。『クライシス』もしっかりした骨太ドラマでしたね。アクションシーンが凄くて楽しませてくれましたし、実在の事件をモデルにした話もあって(プチエンジェル事件や地下鉄サリン事件など)全編通してかなり攻めてるなって内容でしたね~。
公安警察モノってのはあまり物語上ではよさげに描かれたためしがないんですが・・・(内情が明かされない部分が多いんでね・・・。ある意味一般人の想像をたくましくさせてくれる、創作物の世界では魅力的な捜査機関といえる) この『クライシス』も毎回描かれていたのは公安の“隠蔽体質”ですね。政治とは切り離した機関のはずなのにやらされるのは結局いつも官僚の尻拭いっていう・・・。
最終回もやっぱりこの“隠蔽体質”がお話の中心。
なんか、特捜班の人達全員死んだりしたらどうしようとか思っていたんですが(金城脚本だとあり得る)、そういうことは無くて取りあえず良かった。樫井さん(野間口徹)生きてて良かった~!・・・けど、あの至近距離で撃たれたら死ななくっても結構ダメージがあると思うんだけど・・・ま、いいか(笑)
最終回もカッコイイ田丸さん(西島秀俊)。ドラマ見始めのときは「西島さん、ま~たカッコイイ役やってんな」とか思ってました。
稲見(小栗旬)の自衛官時代の最後の任務内容、割とぼんやりとした説明で終わってましたね。概要としては任務で無実の人殺させられたって事なのね。
せっかく犯行を止めることが出来たのに最後撃たれちゃう結城(金子ノブアキ)。
うん、はい、予想していたよ。
わかってはいたがやっぱり辛い。酷い~(T_T)
そりゃ特捜班の皆もへそ曲げたくなるよね・・・。こんな使われ方ばっかされちゃさ。
事件が終わって休暇が与えられた特捜班。なにやら皆さん不遜な動きが・・・。そしてニュース速報が流れる・・・・・・
ところで終わる!
なんというモヤモヤ感!んなぁ~!続きぃぃ!
って感じなんですが・・・う~ん?続編あるんですかね?色々とちゅうぶらりんな気がしますけど、それも計算された上でのラストだって言われればそうかって気も・・・。
ついさっき知った情報なんですが、『BORDER』の続編スペシャルドラマの放送が決まったらしいです。このドラマも金城さん脚本・小栗旬主演のドラマなんですけど・・・(ちなみにこのページもモヤモヤしたラストでした)。何故今!?三年も経ってるんだけど!まぁ放送されたら取りあえず観ますが。
『クライシス』もひょっとしたら忘れた頃に続編とかあるかもしれないと思っちゃいますね~。ほんのりと期待しておこうかな(笑)
ではではまた~
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