こんばんは、紫栞です。
今回はアクション映画のシリーズである【ジョン・ウィックシリーズ】をご紹介。
普段、当ブログではミステリものを中心にご紹介しているのですが、ちょっと年始から
個人的に喜ばしくないニュースが続きまして。「何も考えずにスカッとしたいッ!」と、こちらの映画シリーズを一気観したので、せっかくなのでまとめようかと。
私は映画もミステリとかサスペンスを観がちなのですが、アクションものもこんな風に気が向くとドバーと観ることが多いんですよね。超絶アクションが見られるのはやはり興奮するし楽しいし非日常的でこれぞエンタメって感じ。私自身の運動神経が悪くってのっそりした人間なので、アクションシーンを見るとより「凄い!凄い!」ってなるんですよね。自分が絶対出来ないから。同じような人いないかしら。
【ジョン・ウィックシリーズ】は、キアヌ・リーヴス演じる凄腕の殺し屋ジョン・ウィックによる闘いが描かれるシリーズ。
ジョン・ウィックは殺し屋を引退していたのですが、あることがきっかけで不本意ながらまた殺し屋界隈に戻ることとなり、戒律が厳しい巨大な殺し屋組織の中で色々とドタバタ、すったもんだして、ド派手に暴れ回ります。
シリーズで一貫して登場しているのはジョン・ウィックの他に、殺し屋専用でありながら敷地内では絶対に殺しは禁止の聖域認定されたホテル「コンチネンタル・ホテル」のニューヨーク支店支配人のウィンストン・スコット(イアン・マクシェーン)と、その右腕でコンシェルジュのシャロン(ランス・レディック)。
基本的に、一人対大勢(本当に大勢)でのアクションが主なシリーズになっていて、そこが見所。「いくらなんでも殺し屋いすぎぃ!」って毎度ツッコミたくなりますが、それもまた楽しいアクション映画シリーズです。あと、犬に優しいシリーズですね。
順番
●『ジョン・ウィック』
映画。2014年公開。
病気で亡くなった妻の贈り物である犬を殺した男たちに復讐するため、引退していた殺し屋のジョン・ウィックがまた物騒な世界に舞い戻るというストーリー。
犬を殺したのがロシアン・マフィアのボスの息子だったため、復讐がとんでもない規模になる。ちなみに、この息子はジョンの正体とか全く知らずに仲間と遊びの延長で家を襲撃してこのようなことに。とんでもないバカ息子ですな。父親も息子がしでかした事をして真っ青になって叱責している。
とんでもなく強いはずのジョンがなんでこんな奴らに最初やられてしまったのかはかなりの疑問。全シリーズ観た後だと特に。
上映時間が101分と、昨今の映画の中では少し短め。私が最初に観ようと思ったきっかけは二時間なかったからですね。
映画。2017年公開。
前作から五日後の設定で、ジョン・ウィックの復讐、なんかまだ終わっていない。車を取り戻すためにロシアン・マフィアのアジトを単独で襲撃して壊滅させる。
と、それがオープニングって感じで、アジト襲撃の後に今度はイタリア系犯罪組織の幹部が接触してきて、とある殺しの依頼をしてくる。断ったら家を爆破されて、依頼を渋々受けるが・・・・・・てなストーリー。
この二作目から、シリーズの特徴の一つである殺し屋世界独自ルールが前面に出てくる。警印の掟、主席連合、コイン、聖域認定のホテルなどですね。
一作目は単純な復讐劇という感じでしたが、今作から色々と厄介なこととなって大きな勢力との闘いが本格的化してゆく。
上映時間は122分。
●『ジョン・ウィック:パラベラム』
映画。2019年公開。
タイトルの”パラベラム”ってのは「戦争の準備」という意味らしい。
前作の直後からスタート。絶対に殺しをしてはいけないコンチネンタル・ホテル内で「主席連合」のメンバーを殺してしまったジョン・ウィック。掟破りのため追放され、賞金首になってしまってニューヨーク中の殺し屋全員に狙われる事態に。今作はまさにその殺し屋たちから逃げるために走り回っているところから物語が始まる。
前作は殺し屋界の独自サービスを受ける様子が面白いところの一つだったのですが、今作では追放処分になってしまったため、各自サービスが使えない。
このシリーズ三作目から物語は私怨による復讐劇から完全に組織対ジョン・ウィックという全面戦争物語となる。
今作から日本の組織もチラホラしてきます。頻繁に心変わりするジョンには途中「ええ・・・」となりますが、終盤での籠城戦はやはりテンションが上がりますね。シャロンも大活躍ですし。
上映時間は131分。
●『ジョン・ウィック:コンセクエンス』
映画。2023年公開。
”コンセクエンス”というのは日本語副題で、今作では「報い」という意味でつけられているのだとか。
前作のすったもんだで瀕死の状態になりながらも何とか生き延びたジョン・ウィック。回復後、報復を決意してまたもすったもんだする。
この頃になると、ジョンが頼って訪れた場所の人々は「主席連合」から襲撃を受けて大量に殺されるっていうのが定番化しており、もう本当にジョンは疫病神そのものですね。
序盤で大阪のコンチネンタル・ホテル(コンチネンタル・ホテルは各国に支店がある)出てきまして、真田広之さんが支配人役で登場。アクションも披露しています。この大阪の場面では日本人アクション監督の川本耕史さんが制作に参加しているのだとか。
日本の描写に関しては、忍者、刀、手裏剣、力士、妙な桜、妙な提灯、妙な着物・・・と、海外映画特有の”なんちゃって日本”が全開ですが、ま、割り切って観れば面白いです。
大阪のシーン以外にも、盲目の凄腕の殺し屋(ドニー・イェン)が出てきたり、長い階段落ちシーンがあったりと日本要素が随所に見られます。座頭市のようなキャラクターや鎌田行進曲での階段落ちって日本独自なのですかね?他の国にもあるのかな?
ドニー・イェンは今作の準主役という扱いになっているそうで。確かに出番が多かった。アクションも凄いです。階段落ちのシーンは長すぎてちょっと笑っちゃいました。「せっかく上ったのに!」っていう絶望感が凄い。
上映時間は169分とかなりのボリューム。でも本当に、ほとんどずっとアクションシーンで飽きがなく、ストーリーもツッコミどころは満載ですが集大成感があります。終わり方といい、シリーズの大きな一区切りって感じですね。
●『ザ・コンチネンタル:ジョン・ウィックの世界から』
ドラマシリーズ。2023年にAmazonPrimeVideoで配信されたシリーズで、全三話。
1970年代が舞台で、ウィンストンがコンチネンタル・ホテルのニューヨーク支店支配人になった経緯が描かれるシリーズ前日譚。シャロンとの出会いも描かれていてファン心をくすぐる。
コンチネンタル・ホテルの設定は【ジョン・ウィックシリーズ】でも特に異彩を放っていて面白く、特色の一つなのでこういった秘話が観られるのは嬉しいですね。
映画の方とくらべるとアクションシーンは少なめ。登場人物も多くってストーリー重視ですかね。でも最終話ではジョン・ウィックシリーズらしい大勢対少数でのホテル内戦闘があり、「これこれ~!」と、なります。
敵役でメル・ギブソンがキャスティングされているのが「お~!」ってなる。世代のせいですかね。ザ・悪役って感じの、王道悪役です。
ウィンストンは野心家で、ドライな部分はドライだし、割り切り方も容赦ないですが、基本的には情に厚い人物なんですよね。そこが魅力。このドラマではその魅力が存分に味わえます。
●『バレリーナ:The World of John Wick』
映画。2025年公開。
こちらはかつてジョン・ウィックも居た暗殺者教育機関でバレリーナとして(なぜかバレリーナとしても教育している)、暗殺者として腕を磨いたイブ・マカロ(アナ・デ・アルマス)が主役のスピンオフ作品。
描かれるのは幼い頃に父親を殺されたイブの復讐劇。
時系列は三作目の『ジョン・ウィック:パラベラム』と四作目の『ジョン・ウィック:コンセクエンス』との間で、ウィンストンやシャロンはもちろん、ジョンもちゃんと登場する。終盤でめっちゃいいとこどりしています。やはりジョン・ウィックは強いんだなあと。
女性のアクションは見ていて楽しい。ドレスでの戦闘などは特に。今作でもやはり大勢対一人の戦闘が描かれています。床が凍っているバー、雪山、スケート靴を使ったりなど、アクションは全体的に「冬」がテーマだったのですかね。火炎放射器でのシーンが圧巻。しかも何度もある。
これも終わり方がなんだか続きそうな雰囲気を醸し出しているんですけど・・・今後どうなのですかね。同主人公で続編が出たりするのでしょうか?
シャロン役のランス・レディックは2023年に病気で亡くなり、今作が遺作になったとのこと。個人的に、このシリーズではシャロンが一番好きだったので悲しい・・・。
時系列・今後
時系列順に並べると、
『ザ・コンチネンタル:ジョン・ウィックの世界から』
↓
『ジョン・ウィック』
↓
↓
『ジョン・ウィック:パラベラム』
↓
『バレリーナ:The World of John Wick』
↓
『ジョン・ウィック:コンセクエンス』
ですね。
『ジョン・ウィック:コンセクエンス』で一旦本編は一区切り、その後はスピンオフが展開されているといった感じですね。
2014年からのシリーズなので、かれこれ十年以上続いている。映画内では短期間の出来事なんですけどね。キアヌ・リーヴスの見た目が変わらないのが凄い。
【ジョン・ウィックシリーズ】は映画フランチャイズらしく、今後も様々な派生作品を展開予定とのことです。ジョン・ウィックの生死も含めて、今後に期待ですね。
色々、掟だ組織だとごちゃごちゃ出てきますが、あまり深く考えずにアクションをこれでもか!と楽しめるシリーズになっていますので、気になった方は是非。
ではではまた~





