こんばんは、紫栞です。
『鵼の碑』!が!発売される!!
2023年9月14日に!つまり、一月半後に!
『鵼の碑』は長らくファンの間で待ち望まれていた【百鬼夜行シリーズ】(京極堂シリーズ)
の、新作。
『邪魅の雫』
の巻末でタイトルは発表されていたものの、いつまで経っても発売されず、もはや「幻の新作」と呼ばれていたものです。なんと、タイトル発表から17年も経っている。
百鬼夜行シリーズのアナザーストーリー集である『百鬼夜行 陽』
や、スピンオフシリーズの『今昔百鬼拾遺 』の「鬼」「河童」
などで『鵼の碑』への伏線、“匂わせ”的な描写は書かれてきたものの、生殺し状態でファンは待たされ続けていました。今昔百鬼拾遺の三冊をまとめた『今昔百鬼拾遺-月』
で“近日刊行予定”と帯に書かれていて色めき立ちましたが、それからもう三年経っていますからね・・・“近日”って、なんなんだろう・・・。
日課でいつも通り当ブログのアクセス数をチェックしたら、【百鬼夜行シリーズ】関連の記事が軒並みアクセス数増えていて、「何事?え?ま、まさか・・・」と、期待に胸躍らせつつ、「いやいや、夢は見ない方が良い・・・」なんてソワソワした気持ちで検索したらこちらのニュースを発見し、震えました↓
書き下ろしで、講談社から出版。
結局講談社から出版なんですね~。“大人の事情”は解決したってことでよろしいのか。「みなさん、ついに発売されます。京極堂に、また会えます!」って講談社のコメントがめっちゃファン目線。編集の方、頑張ったのかな(^_^;)。
なんにせよ、講談社ノベルスで読めるのは嬉しい。やっぱり17年ぶりの新作は講談社ノベルスの段組で読みたいよ。
単行本3600円(税別)・ノベルス2200円(税別)、同時発売。
待望すぎて、もはや値段がどうこうという領域ではないのですが、気になるのはページ数。2018年に発売された単行本で分厚さが話題になったのは『ヒトごろし』ですが、1080ページほどで2700円(税別)だった。
講談社ノベルスだと、上記した『今昔百鬼拾遺-月』が2020年発売で1700円(税別)。
書籍の値段は年々値上げされているとはいえ・・・これは・・・かなりの分厚さが予想されるのではないか?シリーズ最大のボリューム来るか?もはやレンガ本でもなくなる?
私は長ければ長いほど嬉しいので「ドンとこい!」ですが、物理的に読むのが大変かもしれない。それでも分冊じゃないのは賛成ですけど。発売されたら分厚さでまた話題になりそうですね~。
この刊行の第一報、京極さんのデビュー30周年記念のYouTubeチャンネルのPV動画からだったようです↓
10回くらいこのPVリピートしてしまった。上記した講談社からのリリース情報ページも閉じてはまた開いて見返すを繰り返しているんですけど。
なんだか、夢みたいで・・・。公式からの発表を見ても「本当に?」って感覚が抜けない。まだ予約開始してなくって、それもなんだか不安というか・・・。
※予約開始されました!
『鵼の碑』についてはこのブログでも何度も「出ないよ~」「いつ読めるの?」「いいかげん、お願いします」と愚痴ってきましたし、「あまりに待ち望みすぎて、いざ発売ってなったら自分がどうなっているか分らない」なんて周囲に言っていたのですが、それがこうやって現実になりまして、今、妙に落ち着かないといいますか、ソワソワしながらもどっか頭の隅ではボーとしてしまっている感じですかね。
多分動転しているのだと思います。0時頃に発売を知って、こんな時間にやっとこの記事アップしていますから。今日も仕事はある。
とにかく、とにかく!楽しみに待ちたいと思います!!
ではではまた~