夜ふかし閑談

夜更けの無駄話。おもにミステリー中心に小説、漫画、ドラマ、映画などの紹介・感想をお届けします

小説

『ABCキラー』あらすじ・解説 ドラマ前におさらい!

こんばんは、紫栞です。有栖川有栖さんの【作家アリスシリーズ】(火村英生シリーズ) www.yofukasikanndann.pink を原作としてドラマ化された『臨床犯罪学者 火村英生の推理』の新作が『臨床犯罪学者 火村英生の推理2019』と銘打たれて単発スペシャルドラマと…

あの家に暮らす四人の女 あらすじ・感想 三浦しをんによる現代の”おとぎ話”~

こんばんは、紫栞です。今回は三浦しをんさんの『あの家に暮らす四人の女』をご紹介。 第32回織田作之助賞受賞作。 あらすじ東京杉並区の善福寺川近くにある古い洋館・牧田家。刺繍作家で三十七歳独身の一人娘・佐知と、その母・鶴代の母娘二人で住んでいる…

六番目の小夜子 ネタバレ・解説 夏のオススメ本~⑥

こんばんは、紫栞です。今回は久しぶりに夏のオススメ本で恩田陸さんの『六番目の小夜子』を紹介したいと思います。 あらすじ私たちの高校にはある奇妙な『行事』がある。三年に一度、“サヨコ”と呼ばれる生徒が指名される。指名をするのは前回の“サヨコ”で、…

「カエル男 ふたたび」 ネタバレ・感想 あの衝撃ラストからの続きはいかに!?

こんばんは、紫栞です。今回は中山七里さんの『連続殺人鬼カエル男 ふたたび』をご紹介。 2011年刊行の『連続殺人鬼カエル男』の続編です。 連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫) 作者: 中山七里 出版社/メーカー: 宝島社 発売日: 2011/02/04 メディア: 文庫 購…

『連続殺人鬼カエル男』ネタバレ・あらすじ どんでん返しの有名作を解説

こんばんは、紫栞です。今回は中山七里さんの『連続殺人鬼カエル男』をご紹介。 あらすじ埼玉県飯能市にあるマンションで女性の他殺体が発見される。遺体は全裸で、口にフックをかけられ、13階からぶら下げられているという凄惨極まるものであった。そして、…

『dele3』ディーリー小説版 ネタバレ・感想 待望の続編!

こんばんは、紫栞です。今回は本多孝好さんの『dele3』の紹介と感想を少し。 待望!2018年放送のドラマとの連動企画で書かれた原作(原案)小説【dele】のシリーズ第3弾です。続いてくれましたね・・・!歓喜です。 『dele2』で思いがけない展開になって祐太朗が…

小説「ルパンの娘」続編!『ルパンの帰還』ネタバレ・感想 華と数馬のその後~

こんばんは、紫栞です。今回は横関大さんの『ルパンの娘』の続編『ルパンの帰還』をご紹介。 あらすじ北条美雲は23歳の新人刑事。実家は京都の老舗探偵事務所であり、祖父は昭和のホームズと謳われ、父は平成のホームズと称されて、どちらも数々の難事件を解…

『今昔百鬼拾遺 天狗』ネタバレ・感想 連続刊行ラスト!

こんばんは、紫栞です。今回は京極夏彦さんの『今昔百鬼拾遺 天狗』をご紹介。 あらすじ昭和二十九年十月。女学生の呉美由紀は薔薇十字探偵社に赴いた際、篠村代議士の娘・篠村美弥子と対面する。帰りに美弥子にお茶に誘われ、そこで美由紀は美弥子が探偵社…

ルパンの娘 原作小説のあらすじ・内容ネタバレ ドラマとはまったくの別物?

こんばんは、紫栞です。今回は横関大さんの『ルパンの娘』をご紹介。 2019年7月11日から放送予定の連続ドラマの原作本ですね。 あらすじ三雲華はある日突然恋人の桜庭数馬の家に挨拶に行くことに。結婚を意識していたとはいえ急な展開に緊張しつつも桜庭家を…

ダイナー 小説・ネタバレ 。映画、漫画・・・最狂エンタメの原作本!

こんばんは、紫栞です。今回は平山夢明さんの『ダイナー』をご紹介。 第十三回大藪春彦賞、第二十八回日本冒険小説協会賞、第五十九回日本推理作家協会賞受賞作。2019年7月5日公開予定の映画の原作本ですね。 あらすじ「ここは殺し屋専用の定食屋(ダイナー)…

『今昔百鬼拾遺 河童』あらすじ・感想 多々良センセイも登場のシリーズ第二弾!

こんばんは、紫栞です。今回は京極夏彦さんの『今昔百鬼拾遺 河童』をご紹介。 あらすじ昭和二十九年、夏。東京では浅草を中心にして男ばかりを狙う覗き魔が横行しており、“昭和の出歯亀”などと呼ばれて世間を賑わせていた。そんな中、薔薇十字探偵社に模造…

『海のある奈良に死す』ネタバレ・感想 今となっては映像化不可能?な長編。

こんばんは、紫栞です。今回は有栖川有栖さんの『海のある奈良に死す』をご紹介。 あらすじ「行ってくる。『海のある奈良』へ」推理作家である有栖川有栖は、半年がかりで書き上げた長編小説の刊行を前に神田神保町にある出版社・珀友社にやって来た。応接室…

『東京二十三区女』続編!”あの女は誰?”感想・考察

こんばんは、紫栞です。今回は長江俊和さんの『東京二十三区女 あの女は誰?』の感想と考察を少し。 WOWOWで連続ドラマ化され、このブログでも紹介した『東京二十三区女』の続編でシリーズ第2弾ですね。 第1作について、詳しくはこちら↓ www.yofukasikanndan…

映画原作「泣くな赤鬼」収録の短編集 重松清『せんせい』紹介

こんばんは、紫栞です。今回は重松清さんの『せんせい』をご紹介。 2019年6月14日公開予定の「泣くな赤鬼」収録の短編集ですね。 先生と生徒。六つの物語り著者の重松清さんは今では世間的には『とんび』とかが連続ドラマ化されたこともあって有名でしょうか…

『仮面同窓会』 原作小説のネタバレ 読んだことを後悔する?衝撃のラスト!

こんばんは、紫栞です。今回は雫井脩介さんの『仮面同窓会』をご紹介。 2019年6月1日から放送予定の連続ドラマの原作本です。 あらすじ新谷洋輔はシステムキッチンメーカーの営業マン。営業成績のことで課長に小言を言われる毎日で二十六歳にして将来に希望…

『今昔百鬼拾遺 鬼』概要・感想 百鬼夜行シリーズ新作スピンオフ!

こんばんは、紫栞です。今回は京極夏彦さんの『今昔百鬼拾遺 鬼』(こんじゃくひゃっきしゅうい おに)をご紹介。 あらすじ「あ――そう、鬼の因縁だとか云っていました」昭和29年3月、駒沢野球場周辺では「昭和の辻斬り事件」と呼ばれる日本刀を使った連続通り…

パラレルワールド・ラブストーリー 原作小説、ネタバレ! 異色の謎解き恋愛小説~

こんばんは、紫栞です。今回は東野圭吾さんの『パラレルワールド・ラブストーリー』をご紹介。 2019年5月31日に公開予定の映画の原作本ですね。 あらすじ敦賀崇史は大学院在学中、週に三度ほど山手線を利用していた。毎回、決まった時刻に同じ電車に乗り、同…

『塗仏の宴 宴の始末』ネタバレ・考察・人物相関

こんばんは、紫栞です。今回は京極夏彦さんの『塗仏の宴 宴の始末』をご紹介。 『塗仏の宴 宴の始末』は【百鬼夜行シリーズ】の七作目。 www.yofukasikanndann.pink 『塗仏の宴』は二部作構成。シリーズ六作目の『塗仏の宴 宴の支度』が上巻で、今作『塗仏の…

『小説王』 ドラマの原作本ネタバレ。 読書家ならば必ず共感する”小説”物語!

こんばんは、紫栞です。今回は早水和真さんの『小説王』をご紹介。 2019年4月に開始される連続ドラマの原作本です。 あらすじ吉田富隆は大学時代に文芸新人賞を受賞して華々しく作家としてデビュー。受賞作「空白のメソッド」は映画化もされ注目を集めるが、…

『メゾン・ド・ポリス』3巻 ドラマの原作小説の続編 あらすじ・感想

こんばんは、紫栞です。今回は加藤実秋さんの『メゾン・ド・ポリス3 退職刑事とテロリスト』を読んだので感想を少し。 あらすじ若手刑事のための研修会に参加した帰り、柳町北署に戻るために車を走らせていた牧野ひよりと先輩刑事の原田は、れんげ町の都立…

『こうして誰もいなくなった』有栖川有栖作品を知れる14編!

こんばんは、紫栞です。今回は有栖川有栖さんの『こうして誰もいなくなった』をご紹介。 祝!30周年こちらは今月の6日に刊行された有栖川さんの小説本。装丁がかわいくってミステリアスで絵本みたいな雰囲気。裏表紙もカバー下もかわいいです。比較的シリ…

『東京二十三区女』ドラマの原作小説 あらすじ・考察

こんばんは、紫栞です。今回は長江俊和さんの『東京二十三区女』をご紹介。 2019年4月12日にWOWOWで放送開始予定の連続ドラマの原作本ですね。 上の画像は単行本の表紙のもの。私は単行本で読んだのですが、最初気がつかなかったんですけど、この絵、よくよ…

『塗仏の宴 宴の支度』各話あらすじ・ネタバレ

こんばんは、紫栞です。今回は京極夏彦さんの『塗仏の宴 宴の支度』をご紹介。 大興奮の大作『塗仏の宴 宴の支度』は【百鬼夜行シリーズ】の六作目。 www.yofukasikanndann.pink この六作目は二部作になっていて、上巻にあたる「宴の支度」では六つの妖怪の…

『砂の器』原作小説・映画・ドラマ・・・違いを解説。意外とおかしい(?)松本清張の有名作~

こんばんは、紫栞です。今回は松本清張の『砂の器』について色々とまとめたいと思います。 あらすじ東京・国電蒲田操車場で男の扼殺死体が発見される。死体は線路を枕に仰向けに寝かされており、顔は判別が付かぬほどに潰されていた。聞き込みにより、蒲田駅…

『ダイイング・アイ』原作小説のあらすじ・ネタバレ

こんばんは、紫栞です。今回は東野圭吾さんの『ダイイング・アイ』をご紹介。 2019年3月からWOWOWで放送予定の連続ドラマの原作小説です。 あらすじ許さない、恨み抜いてやる、たとえ肉体が滅びても――。雨村慎介は「茗荷」という店で働くバーテンダー。ある…

『ダリの繭』(作家アリスシリーズ) あらすじ・ネタバレ感想

こんばんは、紫栞です。今回は有栖川有栖さんの『ダリの繭』をご紹介。 あらすじ推理作家の有栖川有栖は自身の最新作の完成と、犯罪学者の友人・火村英生の誕生日を祝して料理店でささやかな宴をしていたところ、宝石チェーンの名物社長・堂条秀一を見かける…

『本と鍵の季節』感想 米澤穂信の新シリーズ(?)開幕~

こんばんは、紫栞です。今回は米澤穂信さんの『本と鍵の季節』の紹介と感想を少し。 久しぶりの青春ミステリ2018年12月に発売された米澤穂信さんの2年ぶりの新刊ですね。米澤さんは量産型の作家さんではないので、私個人としては新刊をいつも待ち望んでいる…

『絶対正義』ドラマ 原作小説・あらすじ ネタバレ

こんばんは、紫栞です。今回は秋吉理香子さんの『絶対正義』をご紹介。 2019年2月から東海テレビ・フジテレビ系で放送予定の連続テレビドラマの原作小説です。 あらすじ「正義こそ、この世で一番大切なものよ」4人の女たちに届いた一通の招待状。紫色の上品…

『アイネクライネナハトムジーク』伊坂幸太郎の恋愛(出会い)小説~

こんばんは、紫栞です。今回は伊坂幸太郎さんの『アイネクライネナハトムジーク』をご紹介。 2019年公開予定の映画の原作本ですね。 特殊なきっかけ『アイネクライネナハトムジーク』は恋愛がテーマの連作短編集。伊坂さんで恋愛小説というのは珍しいですが…

『ポイズンドーター・ホーリーマザー』読むには注意が必要!?な短編集。

こんばんは、紫栞です。今回は湊かなえさんの『ポイズンドーター・ホーリーマザー』をご紹介。 第155回直木賞候補作。 単行本の表紙がちと怖めですね。文庫版も不気味さが漂っていますが。 ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫) 作者: 湊かなえ 出…